トム・オブ・フィンランド

映画『トム・オブ・フィンランド』を観てきました@名古屋シネマテーク

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ゲイアートの先駆者である、トム・オブ・フィンランド(本名:トウコ・ラークソネン)の伝記映画です。

トム・オブ・フィンランドって誰なの?って思う方もそこそこ居られるでしょうが、どこかで一度は目にしたことがある、もしくはこういうファッションの人を一度は目にしたことがあるんじゃないでしょうか?日本ならレイザーラモンHG、海外ならフレディー・マーキュリーか?

「マッチョ・ヒゲ・レザー」
今の時代のステレオタイプとも言えるゲイをデザイン(あえてデザインと言いましょう)したのが、トム・オブ・フィンランドという方。当時のステレオタイプなるものを、根こそぎ変えちゃうって凄い。

「可愛らしい顔・デカパイ・食い込んだ水着・半開きの唇」がデフォルトなグラビア界に、「カリアゲ・貧乳・不愛想」が大旋風巻き起こす的な感じですかね?どちらにしても常識を覆したには違いない。

って事なんで、過剰に期待して観に行ってしまったのが良くなかった(苦笑)

相当エモーショナルというかドラマティックな出来上がりを勝手に期待してしまっていたのです。だってさぁ!同性愛が投獄もしくは逮捕って時代に、こんな絵描いてた人の映画ってだけでどれだけ控えめに表現しても、ドラマティックになってしまうに違いないって思っちゃうじゃないですか。

予想を超えて淡々としていました。ちょっと物足りないなと感じてまった私バカバカ!どこかしら、感動ポルノ的なものを期待していたのかもしれません。トム・オブ・フィンランドが描くゲイ達はみんなハッピーでニコニコしているにも関わらずだよ…はぁゴメンなさい。

で、肝心の映画自体の感想は…普通でした。可もなく不可もなく。

ただ終始物語が淡々と進んでいくが故に、ラストシーンは胸にグッとくるものがありました。カタルシスとまでは言えなくとも、優しくて晴れやかなラスト。救いのない映画じゃなくて良かった。

ちなみにご本人、母国フィンランドでは全くの無名に近かったらしいんですよ。
でも最近は国宝扱いなのか、2014年にトム・オブ・フィンランドの記念切手まで発売されたんだとか。やること極端すぎるよ、フィンランド。

画風もめちゃくちゃ可愛いし大好きなんですけど、これが貼られてある手紙やハガキ送られたらちょっと驚いちゃうわ。

切手の制作風景が見られる動画はコチラ。真剣です(当たり前)